骨盤のしくみと働き
骨盤は上半身と下半身をつなぐ中央部に位置しており、体全体のバランスを調整する働きを行っています。
骨盤は正面から見るときれいな逆三角形をしていますが、細かく見ると脊柱の一部になっている仙骨をはじめ、腸骨・恥骨・座骨で形成される寛骨、仙骨の下にある尾骨で構成されるしくみになっています。
骨盤はさらに腰椎、股関節とつながっており、体のバランスや歩行など、日常生活に欠かせない人間の活動をサポートしています。
骨盤の動き
骨盤は周囲の筋肉によって支えられ、正常な位置を保っています。
中でも、背骨と両足の付け根を結ぶ大腰筋と、骨盤と足の付け根を結ぶ腸骨筋は骨盤と密接な関係があり、これら筋肉が衰えると骨盤がゆがむ原因となります。
骨盤は呼吸や月経・排卵などによってゆっくり開閉を繰り返していますが、通常は大きく開いたり、きつく閉じたりすることはありません。
しかし、悪姿勢を繰り返したり、運動不足で筋力が衰えたりすると、骨盤が徐々にゆがみ始め、外側に大きく開き始めます。
骨盤が開いてくると、おしりが大きく、たれて見えるようになり、ボディラインをゆがませてしまうほか、下半身のむくみを引きおこします。
骨盤がゆがむ原因
骨盤がゆがむ原因は多岐にわたっていますが、その大半は生活習慣の乱れに由来しています。
たとえば、骨盤は周囲に筋肉によって支えられているため、運動不足や加齢によって筋力が衰えるとゆがみやすくなります。
また、女性の場合、出産時に骨盤が大きく開くため、産後に適切な対応をとっておかないと、骨盤が開いたまま戻らなくなる場合もあります。
さらに、足を組むクセがある。いつも横向きで寝る。いつも同じ方の手で荷物を持つなど、無意識のうちに体の片側ばかり酷使していると、骨盤がゆがむ原因となります。
